2019/01/03
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目次
住宅への侵入窃盗は窓からの侵入が60%以上!
「平成29年中の住宅対象侵入窃盗の発生状況」を見ると、
住宅対象侵入窃盗は「窓からの侵入」が61.3パーセントとなっており、「玄関等の出入口からの侵入」の38.7パーセントと比較して多いことがわかります。
このように、住宅への侵入窃盗は「窓からの侵入」による被害が多く、特に「縁側・ベランダの窓」からの侵入が多くなっています。
・縁側・ベランダの窓 30.7%
・居室の窓 22.0%
・その他の窓 8.6%
窓の防犯対策と防犯グッズ
窓の防犯対策として有効な方法は、鍵の防犯などと同じくやはり「侵入に時間をかけさせるような対策」が有効です。
クレセント錠を暗証番号ダイヤル式のものに交換する
窓についている「クレセント錠」は鍵というより、「サッシをとめておくもの」程度のもので、ガラスを破られると簡単に開られてしまうので、防犯性能はそれほど高くありません。
こういったクレセント錠は、暗証番号付きのクレセント錠にかんたんに交換することができます。
暗証番号による解錠が必要なので、ガラスを破られたとしても簡単には解錠できないようになります。
サッシストッパー・補助錠を取り付ける
クレセント錠とは別に、「サッシストッパー」や、「補助錠」を取り付ける方法も、簡単でコストもそれほどかからないのでオススメです。
防犯フィルムを貼付する
通常の窓ガラスに、「防犯フィルム」を貼り付けることで、簡単にガラス破りをされないようにする方法もあります。
ただし、防犯フィルムはガラスを割るのに「時間をかけさせる効果」はありますが、合わせ複層ガラスと比較すると防犯性能は落ちます。
窓アラームを取り付ける
「窓アラーム」も、両面テープで貼るだけで簡単に設置できるため、人気の防犯対策で、各社から色々な窓用アラームが発売されています。
Youtubeに動画もあります。
防犯合わせ複層ガラスを使用する
ややコストがかかる方法ですが、窓ガラスを「合わせ複層ガラス」にする、という方法は「フロートガラス」「網入りガラス」「強化ガラス」に比べても防犯性能も高く、侵入に時間をかけさせることが可能です。
【xevoΣ】窓ガラスの防犯性
二重窓にしたり、シャッターや雨戸、面格子をつける
窓ガラスそのものを交換する方法の他に、窓を二重窓にする、シャッターや雨戸をつける、面格子をつけるという方法もあります。
シャッターや面格子は外部から見た際にも、侵入に手間取ることは明らかにわかるため、侵入そのものを諦めさせ、ガラス破りの試行を未然に防ぐことができます。
防犯性能の高い建物部品(CP部品)を選ぶ
「CP部品」とは、平成14年11月に警察庁等関係省庁と民間団体が結成した「官民合同会議」において、試験結果に基づき、「侵入までに5分以上の時間を要する」など一定の防犯性能があると評価された建物部品(ドア・ガラス・サッシ・錠・シャッター・ウィンドウフィルム等)のことを言います。
下記から対象のものを検索することができるようになっています。
「防犯性能の高い建物部品」目録検索システム
窓の防犯対策まとめ
・クレセント錠を暗証番号ダイヤル式のものに交換する
・サッシストッパー・補助錠を取り付ける
・防犯フィルムを貼付する
・窓アラームを取り付ける
・防犯合わせ複層ガラスを使用する
・二重窓にしたり、シャッターや雨戸、面格子をつける
防犯のプロによる対策と合わせれば万全
自分で出来る防犯対策と、プロによる防犯対策をあわせることで、さらに侵入者に対する牽制効果を高めることができます。
空き巣が侵入の際に、ステッカーなどでホームセキュリティが導入されていることを知れば、被害に遭う確率も格段に下がりますし、万が一侵入された際も警備員が即座に駆けつけますので、被害を最小限に抑えることもできます。
また、ホームセキュリティシステムでは、外出時に「窓の締め忘れなどがあると知らせてくれる」といった機能もありますので、高齢者や小さなお子様がいる家庭でも安心です。