2019/01/03
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目次
防犯性能の低い鍵は交換する(鍵の防犯性能比較)
ディスクタンブラー錠(ディスクシリンダー錠)は、シリンダー錠の中では最もよく使われるタイプの鍵ですが、防犯性能が低く簡単にピッキングされてしまう鍵です。
ディスクシリンダーの防犯性能
このタイプの鍵が付いている場合は、より防犯性能の高い、アンチピッキング機能のついた「ピンタンブラー錠(ピンシリンダー錠)」「ディンプルシリンダー錠」に交換することをおすすめします。
ピッキング・サムターン回しなどの対策としてドアや窓に2つ以上の鍵をつける
空き巣は10分以上時間がかかる場合、諦めるケースが多いというデータがあります。
ドアや窓にはできるだけ鍵を2個以上つけるのが理想です。
「サムターン回し」と呼ばれる手口では、ドアにドリルなどを使って穴を開け、棒を差し込みドア内側のつまみ(サムターン)を回転させて解錠する方法がありまs.
「サムターンカバー」を使うことであるサムターン回しを防ぐことはできますが、外側からは対策されていることがわからないため、扉に穴を開られてしまう可能性がありますので、やはり2つ以上の鍵をつけて、鍵破りに時間がかかることを認識させるほうが防犯対策としては有効になります。
ロックが1つしかない窓の場合は、ALSOKロックのような補助錠が利用できます。
引戸式のアルミサッシ窓に内側から取り付ける補助錠で、ガラス面に直接粘着シールで貼付でき、取り付けが簡単です。
賃貸に新しく住む場合は最初に鍵を交換する
賃貸住宅の場合、前の住人が鍵を返却したとしても、スペアキーを持っている可能性があります。
新しく部屋を借りる際は、鍵を新しいものに交換してもらうようにしましょう。
交換の費用はその地域の慣習や交渉次第のようですが、交換工賃の1〜2万円は借主負担というのが一般的のようです。
短時間の外出でもかならず施錠する
短時間の外出でも、無締りの場合は空き巣被害に遭うことがあります。
近所に行く時などに、ほんの数分でも鍵をしめていくようにしましょう。
アルソック(ALSOK)などのホームセキュリティなどを導入することで、施錠確認センサーによる鍵の締め忘れを防止することができます。
また、高層階だからといってベランダの窓を開ておくのも大変危険です。
高層階の方が「犯行が見つかりにくい」「ベランダを無締りにしているケースが多い」などの理由から、空き巣被害が多く発生しています。
1つの鍵を共有するために鍵を家の外に隠さない
家族で共有の鍵をポストや倉庫などに隠して共有しているケースがありますが、空き巣は下見などでその様子をうかがいすぐに見つけてしまうので、大変危険です。
各自がスペアキーを持つようにしましょう。
鍵と一緒に名前や住所が特定できるものを持ち歩かない
鍵に自分の名前を書いたり、住所が特定できるようなものと一緒に持ち歩いたりすると、万が一それらを落とした場合に自宅を特定されてしまうので注意が必要です。
鍵の防犯対策まとめ
・防犯性能の低い鍵は交換する
・ドアや窓に2つ以上の鍵をつける
・賃貸に新しく住む場合は最初に鍵を交換する
・短時間の外出でもかならず施錠する
・1つの鍵を共有するために鍵を家の外に隠さない
・鍵と一緒に名前や住所が特定できるものを持ち歩かない
防犯のプロによる対策と合わせれば万全
自分で出来る防犯対策と、プロによる防犯対策をあわせることで、侵入者に対する牽制効果を高めることができます。
空き巣が下見の際に、ステッカーなどでホームセキュリティが導入されていることを知れば、被害に遭う確率も格段に下がりますし、万が一侵入された際も警備員が即座に駆けつけますので、被害を最小限に抑えることもできます。